昨日のうちに熊本入りしたヤイコチーム。前回の公演地・倉敷から新幹線でやって来ました。途中、博多駅のホームで立ち食いうどんを食べ(ヤイコは「月見うどん かしわ入り」を注文)、特急有明に乗り換えて熊本へ上陸。今回で4度目となる熊本は、「お城があって、路面電車が走っていて、商店街があって」ヤイコの特に好きな街のひとつです。ヤイコ曰く「私、城下町が好きかも」だそう。到着後は早速外に出て、アーケード街をはじめさまざまなところを散策。いくつかお店を覗きながら、Tシャツや帽子、靴などを購入していました。今日のリハーサルは早速昨日買ったピンク色のTシャツで臨んだヤイコです。ちなみに塩谷さんが今日着た衣装も昨日購入したものでした。
リハ中のヤイコ。このピンク色のTシャツが熊本で購入したものです
本日の会場となった熊本県立劇場 演劇ホールは約1000人を収容する、今ツアーでも一番収容人数の多い会場です。そのせいか、客席からの拍手は轟くような迫力で舞台上に届きました。なかでも「Not Still Over」を演り終えた後の「おぉぉぉ」という地鳴りにも似た声は今も耳に残っています。
今回のツアーはボーカル&ギター・ヤイコ、ピアノ・塩谷哲、バイオリン・弦一徹、パーカッション・田邊晋一の4人で回っていますが、ステージ上から聴こえる音はたった4人から生み出されているとは思えないほど。「My Sweet Darlin'」といったアップテンポの曲はより一層力強く、「マーブル色の日」をはじめとするミディアムテンポの曲は更に優しく。ひとりの人間が、ひとつの声や楽器で、これだけの音を出せるのかという驚きの連続です。熊本公演に訪れた方々もその驚きを感じたのではないでしょうか。それを生み出しているヤイコたちは今日も、音楽の楽しさを感じながら、とてもいい表情で演奏していました。
大きな会場とはいえヤイコと観客の親密度はいつもと同じ。お客さんとの「会話」を楽しみながらステージは進みます。MCではすでに恒例となったヤイコの方言も披露。今日はこれまでとは趣向を変えて、弦一徹さんが話す標準語をヤイコが熊本弁に訳していくという方法で行われましたが、一番気に入っているくだりは最後に単独で言っていました。もちろん前日の熊本散策についても触れ、下通アーケード街から並木坂や上乃裏通りまで練り歩いた話やパルコの前にある水圧で動いている球(ヤイコ曰く「パルだま」)を止めようとした話、田邊さんと塩谷さんが訪れたラーメン屋「こむらさき」の話などなど、熊本に関しては話が尽きない様子の4人でした。
本番直前、楽屋前でストレッチをするヤイコと田邊さん
ツアーも中盤を迎え、ますます団結力を増してきたヤイコたち。明日は福岡公演です。
::VOICE::
「間近で見るヤイコは本当にかわいかった。私の好きな曲をたくさん演ってくれたのでうれしかったです! すごく癒されるライブでした」(みゆきさん/左)
「ホント、ヤイコかわいいし、歌がうまい! あとバンドの人たちの演奏もすごくて、楽器を習いたくなっちゃいました(笑)」(ゆうこさん/右)
「前にTVでヤイコのライブを見た時ヤイコとお客さんの親密度の高さを感じたんですけど、今日のライブでそれを実感することができました。バンドメンバーの自己紹介トークも面白くて楽しめました」(つぐみさん/左)
「今日のライブで元気をもらって、明日から頑張ろうって思いました。ヤイコの熊本弁、紙に書いてあるのを読んでるとは思えないほど上手だった! また熊本に来てください」(さおりさん/右)
「一番前だったのでヤイコの顔がよく見えてうれしかったです。ヤイコかわいい! 曲と歌詞が大好きなので、アコースティックでじっくり聴けたのがよかったです」(みゆきさん/左)
「ヤイコが熊本に来たライブは全部見てます。今日のライブはこれまでのライブともCDで聴くのとも雰囲気がまったく違って、とても新鮮でした」(ともみさん/右)
::本日のヤイコITEM::
今回のツアーでヤイコは2本のギターを使っています。そのうちの1本がこのギブソンのダブアーティスト。ツアーグッズのストラップに付いているギターのモチーフにもなっています。ストラップの模様も実際のギターストラップに似せてヤイコ自らが選んだんですよ。